第58回 日本糖尿病学会
2015.05.26
5月21日の診療を夕方までにして学会出張に赴きました。
第58回の日本糖尿病学会年次学術集会への出席です。
今年は山口県の下関で開催されました。
期間は5月21日から5月24日までです。
海峡メッセ下関がメインの会場です。
街をあげての大歓迎〜♪
巌流島のアートが気分を盛り上げます。
地面の”水道用鉄蓋アート”です。
フグがかわいぃですね!
地面から見上げると”海峡ゆめタワー”がそびえ立つ!
下から上までの画像です・・・!!
さて今回の学会の目玉(個人的に・・)
〜巌流島の戦い。ディベートセッションです。
演者の先生方の工夫を凝らしたプレゼンテーションに期待大です。
定刻に始まりましたヨ。
個人的にも親しくさせて頂いている先生方の戦い・・・・。
松久先生、南先生の〜どちらを応援すれば良いのか(^_^;)
最近療養指導でもクローズアップされている運動療法についてです。
「1型糖尿病に対して運動療法は有効か」
運動による血糖や血圧などの変動が、
自律神経系や各臓器へ負の影響をもたらす可能性を懸念するデータ。
逆にその運動が良好な影響をもたらすとの南先生の(実際のマラソンを通した)データなどなど。
〜勉強になりました。ディベートなので・・・ねぇ。
どちらの観点からも、運動習慣を否定するのではなく、
先の合併症発症を予防するための長期的な効果に期待するもの。
・・との共通のお考えがよく解った、良いセッションでした。
さて次は。メインイベント!?
「MDI(強化インスリン療法)VS CSII(インスリンポンプ)」
黒田先生と内潟先生とのディベート。
まずは各陣営の支持者を挙手で・・・と。
私は当然ポンプ派です(^o^)
当院にも多くの1型糖尿病の方が受診され、
MDIでもCSIIでも、良好な血糖管理を達成されている方も多くいらっしゃいます。
一概には言えませんが〜
内潟先生の仰る様に、ポンプはトラブルも含めて自己管理が必要なデバイスです。
注射キットにも刺す回数や、ある意味大ざっぱな投与単位数など・・
いずれも利点欠点はありますよね。
ただ個人的にも黒ちゃん先生(飲み仲間モード(^_^;))と共通する意見として、
基礎インスリンの生理的動態は(個々によりますが)複雑であり、
これをプログラム通りに投与できる利点を考えると、CSIIに軍配が上がるのです。
先日徳島でも講演をされ、そのプレゼンテーションがとても面白く〜
尊敬している松田先生の講演も、今回の学会での(個人的)目玉です。
インスリン分泌〜抵抗性の数学的評価についての内容。
血中ブドウ糖動態について、脳を含めた各臓器や筋肉での代謝について、
数学的に解析するMatsuda indexの解説。
これに新規治療薬であるSGLT2阻害薬では、
排泄される尿糖を考慮した点も「な〜る程そりゃそうだ」といった感じ。
あっという間の30分でした。
ところで、会場は下関港の対岸の門司港にもあり(^_^;)
連絡船(参加者はチケットあり無料)での移動が楽しい。
目の前急接近の巨大コンテナ船も迫力・・・
小さい連絡船では、その引き波の影響で揺れる揺れる!!
門司港にあるビール工房で頭の疲れ?を癒しました。
写真は毎度、学会旅で同行のF氏。
ここはビールも美味いし、何より料理もとても美味かったです。
F氏曰く、今まで食べたピザの中では2番目くらいに美味かった・・そうです。
ピザは石窯で焼き、パリッパリの生地にチーズ、ソースの味も合って確かに激美味でした。
ここはお勧めです〜機会があれば是非ドーゾ♪
まだまだお伝えしたい内容は尽きませんが〜
学会で得た多くの知識は、クリニックの患者さんにフィードバックいたしますので!!
今回の学会出張では、予約の日程などでご迷惑をおかけいたしました。
学会でのレポートで、そのお詫びと御礼にかえさせて頂きます。
第58回の日本糖尿病学会年次学術集会への出席です。
今年は山口県の下関で開催されました。
期間は5月21日から5月24日までです。
海峡メッセ下関がメインの会場です。
街をあげての大歓迎〜♪
巌流島のアートが気分を盛り上げます。
地面の”水道用鉄蓋アート”です。
フグがかわいぃですね!
地面から見上げると”海峡ゆめタワー”がそびえ立つ!
下から上までの画像です・・・!!
さて今回の学会の目玉(個人的に・・)
〜巌流島の戦い。ディベートセッションです。
演者の先生方の工夫を凝らしたプレゼンテーションに期待大です。
定刻に始まりましたヨ。
個人的にも親しくさせて頂いている先生方の戦い・・・・。
松久先生、南先生の〜どちらを応援すれば良いのか(^_^;)
最近療養指導でもクローズアップされている運動療法についてです。
「1型糖尿病に対して運動療法は有効か」
運動による血糖や血圧などの変動が、
自律神経系や各臓器へ負の影響をもたらす可能性を懸念するデータ。
逆にその運動が良好な影響をもたらすとの南先生の(実際のマラソンを通した)データなどなど。
〜勉強になりました。ディベートなので・・・ねぇ。
どちらの観点からも、運動習慣を否定するのではなく、
先の合併症発症を予防するための長期的な効果に期待するもの。
・・との共通のお考えがよく解った、良いセッションでした。
さて次は。メインイベント!?
「MDI(強化インスリン療法)VS CSII(インスリンポンプ)」
黒田先生と内潟先生とのディベート。
まずは各陣営の支持者を挙手で・・・と。
私は当然ポンプ派です(^o^)
当院にも多くの1型糖尿病の方が受診され、
MDIでもCSIIでも、良好な血糖管理を達成されている方も多くいらっしゃいます。
一概には言えませんが〜
内潟先生の仰る様に、ポンプはトラブルも含めて自己管理が必要なデバイスです。
注射キットにも刺す回数や、ある意味大ざっぱな投与単位数など・・
いずれも利点欠点はありますよね。
ただ個人的にも黒ちゃん先生(飲み仲間モード(^_^;))と共通する意見として、
基礎インスリンの生理的動態は(個々によりますが)複雑であり、
これをプログラム通りに投与できる利点を考えると、CSIIに軍配が上がるのです。
先日徳島でも講演をされ、そのプレゼンテーションがとても面白く〜
尊敬している松田先生の講演も、今回の学会での(個人的)目玉です。
インスリン分泌〜抵抗性の数学的評価についての内容。
血中ブドウ糖動態について、脳を含めた各臓器や筋肉での代謝について、
数学的に解析するMatsuda indexの解説。
これに新規治療薬であるSGLT2阻害薬では、
排泄される尿糖を考慮した点も「な〜る程そりゃそうだ」といった感じ。
あっという間の30分でした。
ところで、会場は下関港の対岸の門司港にもあり(^_^;)
連絡船(参加者はチケットあり無料)での移動が楽しい。
目の前急接近の巨大コンテナ船も迫力・・・
小さい連絡船では、その引き波の影響で揺れる揺れる!!
門司港にあるビール工房で頭の疲れ?を癒しました。
写真は毎度、学会旅で同行のF氏。
ここはビールも美味いし、何より料理もとても美味かったです。
F氏曰く、今まで食べたピザの中では2番目くらいに美味かった・・そうです。
ピザは石窯で焼き、パリッパリの生地にチーズ、ソースの味も合って確かに激美味でした。
ここはお勧めです〜機会があれば是非ドーゾ♪
まだまだお伝えしたい内容は尽きませんが〜
学会で得た多くの知識は、クリニックの患者さんにフィードバックいたしますので!!
今回の学会出張では、予約の日程などでご迷惑をおかけいたしました。
学会でのレポートで、そのお詫びと御礼にかえさせて頂きます。