●糖尿病における先進デバイスCGM・CSII
持続血糖モニタリング(CGM)やインスリンポンプ(CSII)などの先進デバイスは、日本で使用できる製品をすべて取り扱っています。
当院では、最新機種をいち早く導入しており、それが患者さんにとって糖尿病専門クリニックで治療を受ける大きなメリットと考えています。
妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠の患者さんにもCGMは保険適応です。
1型糖尿病のみならず、2型糖尿病の患者さんでも病状や治療内容によっては、保険適応となりますので気軽にご相談ください。
妊娠希望の1型糖尿病患者さんのCGM、CSII導入も、多くの実績がありますので、ご相談ください。
*CGMの導入や、インスリン注射からCSIIへの切り替えは、外来通院で可能です。
●持続血糖モニタリング(リアルタイムCGM)
CGMは、上腕部や腹部などに装着した血糖測定用のセンサーから、リアルタイムで専用リーダーや専用アプリを入れたスマートフォンに血糖値が送られてきます。
スマートフォン使用であればクラウドに血糖値などのデータが記録されますので、受診した際には、数週間分の血糖変動をすぐに解析し、糖尿病治療に活かすことができます。
日々の血糖推移(血糖トレンド)について、クリニックと患者さんとで情報を共有できますので、食事やインスリンの調整も電話やメール等で、受診なく可能です。
CGMのセンサーと血糖値を表示するデバイス
●アボット FreeStyleリブレ2
●デクスコム G7
●メドトロニック ガーディアンコネクト
●特殊なインスリン療法(インスリンポンプ療法)
インスリンポンプ療法(CSII)の導入やフォローアップには十分な経験と実績が必要です。特に1型糖尿病の患者さんにおいて血糖不安定や無自覚低血糖で困っている方はご相談ください。
Medtronic ミニメド 780G
ガーディアン4センサーのCGM機能を搭載したインスリンポンプで、基礎インスリンと補正インスリン両方の自動インスリン注入(AID;Automated Insulin Delivery)機能を持つ「アドバンス ハイブリッドクローズドループ(Advanced Hybrid Closed Loop)」テクノロジーを搭載しています。
センサーで測定した血糖値に応じて、5分毎にインスリン注入を自動調整してくれますが、導入時には、患者さん各々の血糖変動に対して糖尿病専門医によるインスリン注入のプログラミングが必要です。
メディセーフウィズ スマート
パッチ式インスリンポンプで、従来のポンプとの相違点はチューブがない事です。身体に装着する端末は34gで小型軽量、操作もミニメド780Gとは違い、専用携帯端末から無線で行います。専用端末は見た目がスマホであり、より日常生活に溶け込みやすいデザインとなっています。現在のところCGMとの連携機能はありません。