徳島/佐古 内科・皮膚科・美容皮膚科
おおしま内科皮フ科クリニック

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インスリンカートリッジでの注意

2015.08.22
当院は糖尿病の専門クリニックということで・・・

インスリンユーザーが多くいらっしゃいます。

特に1型糖尿病の方では、強化インスリン療法(Basal-Bolus療法)がほぼ必須の治療ですので、

インスリンの本数自体が多くなるんです。

そのお薬代(=インスリンの料金)を少しでも少なくするために当院ではカートリッジ製剤をお勧めしています。

キット製剤に比べると1本につき500円近くお安くすみます。

ヘビーユーザーであれば、これはステキな情報ですよね!!

ただしメーカーによって注入器が違うため適切に使用しないと、目的の注入単位数に誤差が生じるため、

低血糖や高血糖などの副作用報告が増えているらしいのです。

クリックして是非ご覧になって下さい!!





インスリン療法ネタもUPした事ですし〜

後日インスリンポンプ療法についても触れなければ・・・(^_^;)

お楽しみに〜!!

お砂糖のおはなし

2015.07.17
よく糖尿病で経過をみている患者さんから、「糖質0」とか「糖類0」など・・・
「フリー」「ノン」「レス」がついている飲料を飲んでいますと言われます。
なんだか雰囲気は良いですよね。

「ゼロ」や「フリー」にだまされてはいけません。
100ml当たり糖類が0.5g未満なら「糖類ゼロ」と表示できるんです。
パッケージの裏を見てみましょう。
栄養成分表に「炭水化物」があれば、その中に「糖質」「糖類」が含まれています。

例えば「100ml当たり炭水化物0.5g」のペットボトル1本(500ml)の場合〜
糖類の量=0.5g×5=2.5g入っている事になります。
微量ですが、入っている事を知っておくことは重要ですよね。

さて「炭水化物」は「食物繊維」と「糖質」から成ります。

「糖質」は多糖類、二糖類、単糖類が含まれます。
 ・多糖類(オリゴ糖、でんぷん、デキストリン)
 ・二糖類(麦芽糖、ショ糖、乳糖)
 ・単糖類(ぶとう糖、果糖)



単糖類が最も身近な糖類なんですが、いわゆるお砂糖(グラニュー糖、白砂糖など)がそうです。
お砂糖は、身体に入ると「ぶどう糖」と「果糖」に分解されてから吸収されます。
「ぶどう糖」は血糖値を上げます。その際に膵臓からインスリンが分泌され血糖値は下がりますが、
限界を超えるとインスリンは脂肪細胞に働きかけて、余ったぶどう糖は脂肪に変化して脂肪細胞にため込まれます。

さて、「果糖」の場合は直接血糖は上がらないんです。
ほとんどが肝臓で代謝されて、余った果糖は肝臓にため込まれて脂肪肝や内臓脂肪になります。

色々な成分の代謝を知っておくと、食事療法への理解が深まって良いですよ。

また人工甘味料などなど「???」な成分についてもUPしていきます。
クリニックでも石原管理栄養士に何でも聞いて下さいね。

糖尿病死亡率1位脱出!!

2015.06.06
徳島県の糖尿病による死亡率が7年ぶりに全国ワースト1を脱出。

いやはや・・1位から陥落。でもコレは良い事ですね♪

このまま最下位まで頑張りましょう。

肥満や野菜不足を解消しようと頑張った結果ですね。


<クリックしてみて下さい!>

毎年、糖尿病健康レシピコンテストの審査委員をしております。

毎回、若い方からご年配の方まで幅広くご応募があり、健康的な食事への関心の高さがうかがえます。

阿波踊り体操も運動不足解消に如何でしょう。

徳島県の日糖協ウォークラリーでは、スタート前の準備体操に取り入れています。

秋の楽しいイベント&勉強会として、本年も私が講師を務めますので〜是非ご参加下さい。

サポートでクリニックスタッフの阿部も同行いたします。
(あべちゃんファンも一緒に歩く・・いい機会ですヨ!!)

10月にありますので、また告知致します。

2015年5月のHbA1c集計結果

2015.06.03
クリニックで測定したHbA1cの集計結果です。
糖尿病患者さんの全国平均は、7.00%です。
クリニックの患者さんの平均も徐々に近づいてきました。

2013年の熊本宣言(学会からのHbA1c管理基準)では、
合併症予防のために「7%未満を目指しましょう」と提言されています。



達成されている方は、現状を維持していきましょう。
7%を超えている方は、焦らずやっていきましょう。
しっかりとサポートいたします。

なにも薬剤を増やすとかではなく・・・
ちょっとした日常の変化(食事や運動の改善)で良くなるものです。

スタッフの阿部、石原にご相談下さい。

4月の集計です。

あたらしいクスリ〜SGLT2阻害薬〜

2015.04.18
身体にとって大切なエネルギー源のひとつがブドウ糖です。
そのブドウ糖が血中に過剰にあるために、色々な弊害をおこす病気が糖尿病です。

身体の中のブドウ糖を体外へ排出できれば〜血糖も下がるよね!というお薬がSGLT2阻害薬です。

簡単にいえば「糖をおしっこにまぜて外へ出しちゃえ」という感じです。

日本で発売されて1年が経とうとしています。その間に6種類も出ました。



同じSGLT2阻害薬ですが、各薬剤にそれぞれ特色がありそうです。

機会をみてクリニックでのデータも含めながら、まとめてみたいと思います。

医療法人大島内科医院
おおしま内科皮フ科クリニック

徳島市佐古二番町5-20
TEL:088-622-1230 FAX:088-622-1240

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